ジャスティン・ビーバー
概要
ジャスティン・ドリュー・ビーバー(Justin Drew Bieber、1994年3月1日 - )は、カナダ・オンタリオ州ロンドン出身のシンガーソングライター兼ポップアーティストである。2008年にYouTubeへ投稿された歌唱映像がきっかけでスクーター・ブラウンと契約し、2009~2010年の『My World』シリーズでデビュー、10代アイドルの象徴であり、2010年代で最も影響力のあるポップスターの一人として地位を確立した。その後、『Purpose』(2015)と『Justice』(2021)を通じて大人のアーティストへの成功的な転換を果たし、グラミー賞をはじめとする主要音楽賞を受賞した。
主な内容
生涯とデビュー
ビーバーはカナダ・ロンドンで生まれ、オンタリオ州ストラットフォードで育った。幼少期に教会でドラムとギターを学びながら音楽を始め、2007年に地元の歌唱コンテストで2位に入った。母親がYouTubeに投稿したカバー映像が大きな話題となり、スクーター・ブラウンの目に留まった。ブラウンはジャスティンを米国アトランタに連れて行き、アーティスト兼プロデューサーのアッシャーの後援によりアイランド・レコードと契約を結んだ。2009年にEP『My World』が発売され、「Baby」などの収録曲が世界のチャートに入り、爆発的な人気を得た。
音楽キャリア
- 『My World 2.0』(2010)はBillboard 200で1位を記録し、デビューシングル「Baby」はYouTubeの再生回数記録を塗り替え、世代的なシンドロームを生み出した。
- コンサート映画『Never Say Never』(2011)は、ポップスターのドキュメンタリー興行の基準を示した。
- 『Believe』(2012)と『Journals』(2013)を経て、エレクトロニック・R&Bサウンドへと音楽的スペクトルを広げた。
- 『Purpose』(2015)は「What Do You Mean?」「Sorry」「Love Yourself」を連続ヒットさせ、商業的・批評的な再評価を引き出した。この時期はEDMプロデューサーとのコラボレーションが際立った。
- 『Changes』(2020)と『Justice』(2021)では「Peaches」「Holy」「Ghost」などでR&Bとポップのバランスを示し、グラミー候補に上がった。
コラボレーションと記録
「Despacito」リミックス(2017)、「I'm the One」、DJスネークの「Let Me Love You」、メジャー・レイザーの「Cold Water」、エド・シーランとの「I Don't Care」など、数多くのグローバルなコラボレーション曲をヒットさせた。Spotify・YouTubeの累計ストリーミング上位アーティストであり、多数のギネス世界記録を保持している。
事業と活動
ファッションブランド「Drew House」を設立して衣料事業を展開し、香水・投資など多様な分野に参加した。妻ヘイリー・ビーバーが運営するビューティーブランドRhode(ロード)とともに、ライフスタイル事業でも影響力を示した。
社会貢献
教育団体Pencils of Promiseと協力して学校建設を支援し、「Believe」財団などを通じて児童・青少年支援活動を展開した。各種チャリティーコンサートや寄付キャンペーンに参加してきた。
受賞
グラミー賞では「Where Are Ü Now」でベスト・ダンス・レコーディング(2016)、「10,000 Hours」でベスト・カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス(2021)を受賞した。このほか、アメリカン・ミュージック・アワード、ビルボード・ミュージック・アワード、MTV VMAなどでも多数受賞した。
最新動向
2024年8月、妻ヘイリー・ビーバーとの間に息子ジャック・ブルース・ビーバーが誕生し、個人的に大きな転機を迎えた。音楽面では2025年7月にフルアルバム『Swag』を発表して約4年ぶりにカムバックし、続く9月には後続作『Swag II』を相次いで公開して活発な活動を続けた。これらのアルバムはR&Bとポップを中心とした成熟したサウンドと、大型プロデューサー・アーティストとのコラボレーションで注目され、ストリーミングプラットフォームで強力な記録を打ち立てた。2024~2025年は健康管理と家族中心の生活を両立させながらも、SNS・ファッション・ブランドコラボレーションなど多方面で影響力を維持しており、今後のワールドツアー再開の有無と追加アルバムの発売が主な関心事として挙げられる。
関連トピック
- [[ポップ音楽]]
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- [[ヘイリー・ビーバー]]
- [[カナダの音楽]]
- [[グラミー賞]]