ブリール・エンボロ

スイスサッカー代表のフォワードで、ASモナコやシャルケ04などで活躍し、快速スピードと決定力を備えた選手。

ブリール・エンボロ

概要

ブリール・エンボロ(Breel Embolo、1997年2月14日 - )は、スイスのサッカー選手で、主なポジションはフォワードである。現在はフランス・リーグ・アンのASモナコとスイスサッカー代表で活躍している。カメルーン出身の両親のもとに生まれた彼は、スイスのユースシステムを経てプロデビューし、快速スピードと強靭なフィジカル、ゴール決定力を武器にヨーロッパの舞台で地位を築いた。

主な内容

初期の経歴

エンボロはスイスのバーゼルで生まれ、幼少期からサッカーを始めた。2010年にFCバーゼルのユースアカデミーに入団し、2014年にトップチームデビューを果たした。2014-15シーズンのスイス・スーパーリーグで8ゴールを記録して注目を集め、2015-16シーズンにはリーグ10ゴールを挙げ、チームのリーグ優勝に貢献した。

シャルケ04時代

2016年夏、ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04に移籍し、ビッグリーグに進出した。移籍金は約2000万ユーロと推定される。シャルケでの最初のシーズンは怪我と適応の問題でやや不振だったが、2017-18シーズンにはリーグ10ゴールを記録し、潜在能力を証明した。しかし、度重なる怪我により安定した活躍を続けることはできなかった。

ボルシア・メンヒェングラートバッハへのレンタル

2019-20シーズン、エンボロはボルシア・メンヒェングラートバッハにレンタル移籍した。移籍後初のシーズンでリーグ8ゴールを記録し、チームのUEFAチャンピオンズリーグ出場に貢献した。特に高速カウンターでの突破とフィニッシュ能力が際立った。

ASモナコ

2020年夏、エンボロはフランス・リーグ・アンのASモナコに完全移籍した。移籍金は約1100万ユーロとされている。モナコではレギュラーのフォワードとして定着し、2021-22シーズンにリーグ12ゴールを記録し、チームの3位とチャンピオンズリーグ出場に貢献した。2022-23シーズンもリーグ10ゴール以上を記録し、安定した活躍を続けた。

代表での経歴

エンボロはスイスの年代別代表を経て、2015年にA代表デビューを果たした。UEFAユーロ2016、2018 FIFAワールドカップ、UEFAユーロ2020、2022 FIFAワールドカップなどの主要大会に出場した。特にユーロ2020では、フランスとのラウンド16で決勝ゴールを決め、チームの準々決勝進出を導いた。2022年ワールドカップでは、セルビアとのグループリーグでマルチゴールを記録し、スイスのラウンド16進出に貢献した。

プレースタイル

エンボロは185cmの頑丈な体格と快速スピードを兼ね備えたフォワードである。サイドと中央を行き来しながらプレーでき、特にカウンターでの爆発的な加速力が強みである。ゴール決定力は着実に向上しており、連携プレーやプレスにも積極的に参加する。ただし、度重なる怪我が彼のキャリアの障害となっている。

最新動向

2024-25シーズン現在、エンボロはASモナコでレギュラーのフォワードとして活躍中である。2024年夏の移籍市場で複数のクラブから関心を集めたが、残留を選択した。2024-25シーズン序盤のリーグで5ゴールを記録し、好調なコンディションを示している。スイス代表でも依然として中心選手であり、UEFAユーロ2024予選で3ゴールを挙げ、本戦出場に貢献した。2025年現在、彼の市場価値は約1500万ユーロと評価されている。

関連トピック

  • [[スイスサッカー代表]]
  • [[ASモナコ]]
  • [[ブンデスリーガ]]

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