崔龍洙(チェ・ヨンス)
概要
崔龍洙(1973年9月10日 - )は、大韓民国の元サッカー選手であり現指導者。選手時代のポジションはフォワード。KリーグでFCソウルの象徴的な選手として活躍し、2000年代初頭のKリーグを代表するゴールゲッターとして名声を博した。引退後は指導者に転身し、FCソウルや江原FC(カンウォンFC)などで監督を歴任し、後進の育成に努めている。
主要内容
選手時代
崔龍洙は1994年、LGチータース(現FCソウル)に入団しプロ生活をスタート。1995年からレギュラーフォワードに定着し、1999年にはKリーグで23ゴールを挙げ得点王に輝いた。特に2000年代初頭は安貞桓(アン・ジョンファン)、李同国(イ・ドングク)らとともに韓国サッカーを代表するストライカーとして活躍。2002年の日韓ワールドカップでは代表に選出され、チームのベスト16進出に貢献。グループリーグのポーランド戦で決勝ゴールを決めるなど、重要な場面で得点を記録した。
崔龍洙のプレースタイルは、強力なシュートと優れたポジショニング、そして高い決定力が特徴。特に右足のシュートは正確さとパワーを兼ね備え、Kリーグ最高のシューターと評価された。また、長身(184cm)を活かしたヘディング能力も卓越していた。彼はFCソウルで通算300試合以上に出場し100ゴール以上を記録、クラブ史上最高のストライカーとして名を残している。
指導者経歴
2010年に現役引退後、崔龍洙はFCソウルのコーチとして指導者生活を開始。2011年にはFCソウルの監督に昇格しチームを率いた。監督として初年度の2012年にはKリーグ優勝を果たし、指導力の優秀さを証明。その後2013年と2015年にもチームを上位に導き、特に2013年にはAFCチャンピオンズリーグ準優勝を達成した。彼の指導スタイルは攻撃的な戦術と選手とのコミュニケーションを重視することで知られている。
2016年、崔龍洙はFCソウルの監督を退任後、2017年に江原FCの監督に就任。中位のチームを上位に引き上げることに成功し、2018年にはKリーグ準優勝に導いた。しかし2019年の成績不振により辞任。その後2021年には中国スーパーリーグの延辺龍鼎(イェンビェン・ロンディン)の監督を務めたが、チームの財政問題により短期間で契約を解除した。
代表経歴
崔龍洙は1995年から2003年まで大韓民国代表として活躍し、Aマッチ69試合に出場して27ゴールを記録。2002年の日韓ワールドカップではレギュラーフォワードとしてプレーし、チームのベスト4進出(4強神話)に貢献。特にグループリーグのポーランド戦での決勝ゴールは、韓国サッカー史に長く語り継がれるシーンとなった。また、2000年のアジアカップや2001年のコンフェデレーションズカップにも出場した。
最新動向
2024年現在、崔龍洙は特定のチームの監督職には就いておらず、サッカー解説者とサッカーアカデミーの運営に注力している。KBS Nスポーツなどの放送局でサッカー解説委員として活動し、自身の経験に基づいた深い分析を提供。また、ユースサッカーの発展のために「崔龍洙サッカーアカデミー」を運営し後進の育成に尽力している。2025年にはKリーグ名誉の殿堂入りが有力視されており、FCソウルのクラブレジェンドとして様々なイベントに参加している。
関連項目
- [[FCソウル]]
- [[2002年日韓ワールドカップ]]
- [[Kリーグ]]
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