随時募集 出願受付
概要
随時募集の出願受付とは、高校3年生および卒業生が大学の随時募集選考に応募するため、韓国大学教育協議会が告知した期間内にオンライン出願システムを通じて願書を提出し、選考料を納付する手続きを指す。通常は毎年9月第2週の前後に3~5日間集中的に実施され、この期間に出願した大学・選考・募集単位が、その後の随時募集選考の合否を決める出発点となる。出願受付の結果は直ちに面接・論述・実技など本考査の日程と結びつくため、受験生にとっては入試戦略全体を左右する分岐点といえる。
主要な内容
1. 随時募集の構造
随時募集は定時募集と異なり、修学能力試験の成績の比重が低いか、まったく反映せず、学生簿(학생부)・論述・実技・面接など多様な要素で選抜する選考である。大学入試の総定員の約70~80%が随時募集で選抜され、主な選考類型は以下のとおりである。
- 学生簿教科選考(학생부교과전형): 内申(教科)成績を主な指標として選抜する。地域均衡・一般選考などに細分化される。
- 学生簿総合選考(학생부종합전형、略称 학종): 教科成績だけでなく、細部能力特記事項、創意体験活動、読書・探求活動などを総合的に定性的に評価する。
- 論述選考(논술전형): 大学別考査の形態の論述試験の成績と学生簿を合算する。
- 実技選考(실기전형): 芸術・体育系で実技考査の成績を中心に選抜する。
2. 出願日程と方法
出願受付はおおむね9月第2週に始まり、大学別に3日から5日程度の受付期間を設ける。出願は韓国大学教育協議会の共通願書受付システム、または進学アプライ(진학어플라이)、ユーウェイアプライ(유웨이어플라이)などの民間受付代行サイトを通じてオンラインで行われる。受験生は会員登録後に共通願書を作成し、大学別願書に志望選考と募集単位を入力したうえで選考料を決済する順序で進める。受付締切日にはトラフィックが集中してエラーが発生する可能性があるため、なるべく締切前日までには提出を完了することが推奨される。
3. 選考料と決済
選考料は大学と選考によって異なるが、おおむね3万ウォンから9万ウォン程度であり、論述・実技・面接が含まれる選考は相対的に高い。クレジットカード、口座振替、簡易決済などで納付でき、決済が完了してはじめて出願が最終確定する。未納のまま受付期間が終了すると、出願は自動的に取り消される。国家有功者の子女、基礎生活保障受給者などは選考料減免の対象となり得るため、事前に大学別の案内を確認しなければならない。
4. 出願戦略と留意事項
2024学年度入試から随時募集の出願回数制限(従来は6回)が廃止され、受験生は回数の制約なく複数の大学に出願できるようになった。ただし論述・実技・面接の考査日程が重なる場合が多く、実質的な出願可能数は制限される。したがって上向・適正・下向の出願をバランスよく配分し、考査日程を事前に照合して衝突の有無を必ず確認しなければならない。また、出願受付後は出願取消が原則として不可能であるため、最終提出前に募集単位・選考名・受験番号を再確認する必要がある。
最新の動向
2024学年度から大学入試の自己紹介書(자기소개서)が全面廃止され、同じ年に随時募集の出願回数制限もなくなったことで、受験生の選択の幅は広がった代わりに戦略立案の難易度が高まった。2025学年度には医科大学定員拡大の影響で医薬学系の随時募集人員が大きく増え、地域人材選考と地域均衡選考の比重が拡大する流れが続いた。
2028学年度入試改革案により、2025年の高校1年生から内申5等級制、修学能力試験の統合型(国語・数学の選択科目廃止、深化数学を除外)が適用される予定であり、学生簿教科選考の弁別力と随時募集選考の設計方式が変わる見通しである。あわせて学齢人口の減少により、大学別の募集単位の統廃合と無専攻・自由専攻選抜の拡大が進行中であり、論述選考は縮小し、学生簿総合・教科選考中心の構造が強化される傾向にある。出願受付の段階でも、モバイル出願の利便性改善、リアルタイム競争率の公開、進学相談連携サービスなどが拡大している。
関連トピック
- [[定時募集]]
- [[学生簿総合選考]]
- [[学生簿教科選考]]
- [[論述選考]]
- [[大学修学能力試験]]
- [[大学入試の自己紹介書]]
- [[2028学年度入試改革]]
- [[進学アプライ]]