首都圏広域急行鉄道C路線
概要
首都圏広域急行鉄道C路線(GTX-C)は、京畿道楊州市(ヤンジュ市)の徳亭駅から議政府(ウィジョンブ)・ソウル都心・良才(ヤンジェ)・坪村(ピョンチョン)を経て軍浦市(クンポ市)の衿井駅を結ぶ広域急行鉄道事業である。総延長約74.2kmの区間に12駅前後の停車駅を置き、表定速度を80km/h以上に確保することを目標としており、民間投資事業(BTO)方式で推進される。2024年の着工を皮切りに、2028年の開通が目標として示されており、ソウル東北部と東南部、京畿南北部を一つの急行軸として結ぶ首都圏鉄道網の中核事業と評価されている。
主要内容
路線及び停車駅計画
計画上の路線は徳亭駅を起点とし、議政府駅、倉洞駅、光云大駅、清凉里駅を経てソウル都心の東側を通過した後、三成駅(ソウル三成)、良才駅、良才市民の森駅、政府果川庁舎駅、仁徳院駅、坪村駅を経て衿井駅に至る構造である。既存の1号線・4号線・2号線・新盆唐線などとの乗り換えを前提に設計されており、徳亭から三成までの移動時間を大幅に短縮することが事業の核心目標である。清凉里駅と三成駅、良才駅はそれぞれ江北・江南の主要拠点として機能し、倉洞駅はGTXと1・4号線が交差する乗換結節点として再編される見通しである。停車駅数と位置は事業施行の過程で自治体の要求や技術的検討により一部調整される可能性がある。
事業方式と規模
C路線は政府財政ではなく民間資本を誘致する民間投資事業として推進される。総事業費は約4兆ウォン台半ばと推算され、施行社は竣工後に一定期間の運営権を確保し投資費を回収する構造を持つ。この過程で最小運営収益保障(MRG)の水準と料金体系が事業性の核心変数として作用する。政府と自治体、民間施行社の間の実施協約の締結が事業の速度を左右し、工事区間別にトンネル掘削と地下停車場の施工が並行される。
期待効果と争点
最も大きな期待効果は通勤時間の画期的な短縮である。既存の電車で1時間以上かかっていた京畿北部から江南圏までの移動が30分前後に短縮されれば、住居地選択の範囲が広がり、首都圏の空間構造にも変化が予想される。一方、民間投資方式に起因する高い料金水準、赤字補填論争、一部地域の追加停車駅要求、工事期間中の地下安全問題などは持続的に提起される争点である。
最新動向
2024年に入り本格的な着工手続きが進み、工程率が主要指標として浮上し、2024~2025年には区間別の実施設計と地盤調査、乗換動線設計が集中的に議論された。政府はGTX A・B・C路線を軸とした首都圏広域交通拡大政策を続けており、料金制と乗換割引の適用範囲をめぐる協議が並行して行われている。また、三成駅一帯のGTX複合乗換センター開発、車両基地用地の選定、地域均衡発展との連携方案などが2025年現在の主要イシューとして残っている。開通時期は工事の進捗と協約の履行状況により変動の可能性があり、一部区間の早期開通の可否も検討対象である。
関連トピック
- [[首都圏広域急行鉄道]]
- [[GTX A路線]]
- [[GTX B路線]]
- [[首都圏電鉄]]
- [[民間投資事業]]
- [[広域交通]]